BeagleBone BlackにUbuntuをインストール

先日,BeagleBone Blackを買いました.同じように安価な組込みLinuxボードとしてRaspberry Piが有名ですが,ARMコアがRaspberry Piよりも新しいCortex-A8であり,I/Oも多いのでBeagleBone Blackを選びました.
Cortex-A8はNEONというSIMDエンジンも搭載されているので,画像処理や音声処理をやる場合には何かと便利かなと思います.

秋月電子でボードを購入しました.デフォルトのOSはDebianでした.
これはボートに実装されているeMMCにイントールされていますが,この容量は4GBということでなんとなく物足りなさを感じます.
BeagleBone BlackはSDカードからもブートすることができるので,こちらに新しくOSを入れることにしました.

Linuxディストリビューションの中でも親しみのあるものをインストールしようと思ったので,今回はUbuntu 14.04 LTS (Long Term Support)をインストールすることにしました.
インストール手順は,記事の最後に示したページが非常にわかりやすかったので,ほとんどその通りに従っています.

1. micro SDカードの用意とブートイメージのダウンロード

まずは,OSをインストールするSDカードを準備します.私は,TOSHIBA製 16GBのmicro SDカードを購入しました.1000円もしませんでした.sdカードのスピードクラスはclass 10です.OSを走らせる以上,データ転送速度は速いほうがいいかなと思いました.

続いてUbuntu 14.04 LTSのブートイメージを作業用PCでダウンロードします.https://rcn-ee.net/deb/microsd/trusty/から,bone-ubuntu-14.04….というファイルと選択してダウンロードします.私がダウンロードしたときは,bone-ubuntu-14.04.1-console-armhf-2014-10-29-2gb.img.xzというファイルでした.

ダウンロードしたファイルは圧縮されているので解凍します.MacやLinuxではターミナルからunxzコマンドで解凍できます.

Windowsでは7zなどのソフトを使えば解凍できるでしょう.

2. ブートイメージの書き込み

まずはmicro SDカードを作業用PCに挿入します.私はMacを使用しましたので以下はMacでの手順になります.なお,Linuxでも同じ手順でブートイメージの書き込みができると思います.Windowsの場合はWin32 Disk Imagerといったようなソフトを使用すれば簡単に書き込みができると思います.

MacではSDカードを挿入すると自動でマウントします.ブートイメージを書き込むためにはマウントを解除しないといけません.
まずは,どこにマウントされているかを調べます.
ターミナルで以下のコマンドを実行するとSDカードがどこにマウントされているのかがわかります.

私は場合は/dev/disk1でした.場所がわかったので以下のようにマウント解除します.

そして,解凍したブートイメージがあるディレクトリまで移動し,ddコマンドでSDカードに書き込みます.

この書き込みにはかなり時間がかかります.参考にしたページは15分ほどだと書いてありましたが,私の場合は30分以上かかりました.この時間はマシンのスペックによると思うので気長に待ちましょう.

3. OSの起動とディスク領域の拡張

SDカードへの書き込みが完了したら,BeagleBone BlackにSDカードを挿入して起動します.
本来,SDカードからブートするには,ボードのブートスイッチを押しながら電源を入れるのですが,なぜか押さないで電源を入れてもSDカードからブートされました.
起動後はsshで接続できますし,HDMIでディスプレイにつないで直接キーボードを叩いても操作できます.
ただし,DebianやÅngströmでは,作業用PCとボードをUSBで接続することでネットワークに接続出来ました(network-over-USBという機能)が,今回インストールしたUbuntuでは,何か設定しないとできないみたいです.
なので,LANケーブルを接続してBeagleBone Blackにネットワークを通します.

今回インストールしたUbuntuでは,デフォルトでディスク領域がおよそ2GBまでしかありません.せっかく16GBのSDカードにインストールしたのに,とんでもないムダです.
16GBフルで使用するにはディスクの領域を拡張する必要があります.
Webで調べると自分でコマンドを打ってパーティションを拡張している例が多く見られましたが,はっきり言って面倒です.
どうやら,パーティションを自動で拡張してくれるスクリプトがあるらしいのでそれを利用しましょう.
BeagleBone BlackでUbuntuにログインしたら,以下のコマンドを実行します.

再起動後に,

とすると,使用できるディスク領域が拡張されていることが確認できます.

・参考ページ
Getting started with OpenCV on the BeagleBone Black with Ubuntu 14.04 LTS

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